狭山池まつり実行委員会では、この「水底の棺」を |
推薦図書と決定しました。 |
【内容】 |
東大寺再興の偉業を果たした実在の重源上人と
弟子の人生を背景に、孤児の小松が苦闘の末、
干害で喘ぐ故郷南河内狭山池の改修を見事に
果たすまでの壮大なドラマ。炎と水の重さを、深い
愛憎の中に封じ込めた物語。 |
【あらすじ】 |
時に、目の前に立ちはだかる現実から逃れようと
する心の弱さを見せる主人公小松だが、貪欲で
傲慢な実の父サスケ、心の支えとなる幼なじみの
ゆう、自らの真実を追究した師、蓮空、そして、凄ま
じい執念で東大寺再興という偉業を成し遂げた僧、
重源・・などの様々な人々の生に触れ、小松は、自ら
の生と対峙し、自分が生きることの意味を問い続ける。 |
【ポイント】 |
現代は「生きること」「命」(他人の命だけでなく、自分
の命でさえも)というものが、どこか軽く扱われている
ように感じられる時代です。この本を、自分が生まれ
てきた意味は何なのか、生きるということはどういうこと
なのかを考える、一つのきっかけにしてもらえたらと思います。 |
【トピックス】 |
第49回青少年読書感想文全国コンクール課題図書 |
に指定されています。 |
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貸し出し図書を市内各中学校、狭山高校
実行委員会事務局に用意しております。 |
また、演劇グループによる上演が、狭山池まつりで行われ ることも企画していきます。 |